絹の古裂を絵の具のかわりに使い、木目込人形の技法で描いた絵画です。 古裂そのものがもつ色合い、模様、質感をいかし、新たな絵によみがえさせる、前野節が生み出し名付けた独自の絵画です。 離れて見て絵の世界観を楽しみ、近くで見て古裂を楽しむ、しかも同じ絵は2度と描くことができない貴重な一点物です。
◇作品集 「絹彩画」 前野節著(日貿出版社刊)